Articleコラム
正しく加湿できていますか
2018/02/07 先日、高齢者施設でレジオネラ菌の集団感染により1名の方が亡くなった事故が報じられました。発症者の室内にあった加湿器2台から高濃度の菌が検出されており、加湿器が集団感染の原因とみてこまめなお手入れなどの管理徹底を呼びかけています。
このように「正しい加湿」について皆さんはどのくらいご存知でしょうか。
加湿器は加湿の方法が異なるいくつかのタイプがありますが、水を用いるタイプが主流です。
取扱説明書をよく読み、水の交換・タンクやノズルの清掃、吹き出し口の清掃などこまめなお手入れを心がけましょう。
適度な湿度は50~60%程度といわれています。
厚生労働省もインフルエンザ予防として湿度50~60%を推奨しています。
湿度が50%以下だと、静電気が発生しやすくなったり、粘膜機能が低下し風邪にかかりやすくなったりします。
一方、湿度が70%を超えると、家の中に結露が発生しやすくなります。
結露といえば窓のイメージが強いかもしれませんが、カーテン・壁紙・床など至る所で発生。
結露が原因となってカビが繁殖し、カビをエサにダニなどの害虫も活発になります。
冬は外気こそ乾燥しますが、家の中は換気の減少、洗濯物の部屋干し、お風呂の湯気や鍋料理…。
また暖房器具である石油ファンヒーターやガスヒーターも水分を発生させる特性があるので、冬でも室内の湿度はさほど低くならない場合もあります。
誤った加湿は、健康にも家自体にもダメージとなる可能性があります。
適切な湿度を知り、正しく機器を使うよう心がけてください。
また、快適な空気環境のためには、湿度管理だけでなく空気の汚れにも注意が必要です。
換気が減少し閉め切った部屋には、ホコリ、ウイルス、花粉、過度な加湿によるカビなどにより空気は絶えず汚れています。
このような空気の汚れは、パワフルでスピーディなブルーエア空気清浄機で対策を。
湿度、空気清浄ともに最適な機器でを正しく用いて、快適な空気環境を整えましょう。