Articleコラム
3月3日 ひなまつり
2016/03/03 ひなまつりと言えば、女の子のお祭りですが、もともとは女の子に限らず行われていた、季節の変わり目に邪気を払う風習でした。その風習の大元となっているのが「流し雛」です。祓い人形に身のけがれを移して、流して身を清めると言うものです。この風習と「ひいな遊び」すなわちお人形遊びが組み合わさり、やがて人の代わりに厄を受けてくれる形の男女対の雛人形になったと言われています。人形作りの技術が発展していき、今のような立派な人形になっていったとのことです。ただ最近はひなまつりの季節は花粉飛散がピークの時期になってしまっていますね。花粉症でない人も、この時期は目のかゆみなど感じている人も多いのではないでしょうか。この時期せっかくひなまつりのお子様も花粉で苦しんでいる子もいるのではないでしょうか。邪気と一緒に花粉も払ってしまいたい気分ですね。
お子様の花粉対策はどのようなアレルギーの対策の基本の「アレルギーの原因物質に極力触れない」ことが予防になります。
■外遊びは極力花粉飛散量が少ない午前中にする。天気予報の花粉情報をチェックして、外遊びの時間を調整する。
■上から降ってくる花粉が顔につかないように、外にでかける時はつばのある帽子をかぶる。
■家に帰ったら、玄関で洋服についた花粉をよく払って、さらにうがいもする。
■洗濯物やお布団を取り込む際も、入念にはたいてから、取り込むようにする。
このようなことが予防策になりますね。
そしてさらに付け加えるとしたら、外からの花粉が侵入しやすい、人の出入りの多い玄関やリビングに強力な空気清浄機を常に稼働させ、入ってきてしまった花粉を確実に除去しましょう!